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センター、および研究所

一松生命科学研究所

1994年に設立された一松生命科学研究所は、国内老化、および退行性神経疾患に関する研究を中心に名声を上げてきたが、現在は老化関連疾患の疾病に対する研究に加え、細胞学、遺伝学、ウイルスなどの生命工学、全分野についての基礎研究を行っている。また、国内唯一のクロイツフェルトヤコブ病(CJD)診断センターとして、狂牛病などのプリオン疾患(通称狂牛病)に対する診断と基礎研究を担っており、保健福祉部指定「生命老化研究センター」として「老化前、および抗老化物質開発」のための研究を行っている。

翰林遺伝ゲノム応用研究所

生命情報を保有する遺伝体関連研究結果の臨床分野での利用を極大化するために設立され、免疫遺伝体分野と病院性微生物遺伝体分野に対する研究、および特殊検査室を運営している。患者に活用可能な遺伝情報を発掘し、これを臨床活用し、正確かつ迅速な疾病の診断、および治療に役立てており、各種臓器移植の免疫適合性研究、および検査において国内最高の成果を記録している。

URL - http://htgb.hallym.or.kr/

天然医薬研究所

現代医学における治療剤の相当数が天然物に由来している。よって天然物の医薬的効果や医薬品、および機能性食品としての開発に関する積極的な研究が必要である。これに対して翰林大学校天然医薬研究所は基礎研究部、開発研究部、臨床研究部を置き、天然物質、および合成物質などの多様な生体活動を調査し、医薬品の効率的な開発に力を注いでいる。特に、中枢神経系の基礎研究や、中枢神経系で発生するさまざまな疾病を治療するための新薬の開発、およびその老化前に関する研究を各種国家支援を受け、行っている。

シルバー生物産業技術研究センター

食医薬品の効能評価、および機能性素材開発センター

知識経済部指定「食医薬品の効能評価、および機能性素材開発センター(RIC)は、これまで翰林大で運営してきた「シルバー生物産業技術研究センター(RRC)」(2001.6-2006.2)と、「食医薬品全臨床地域技術革新センター(TIC)」(2004.12-2006.2)が地域革新センター事業(RIC)として、2006年3月より、統合・転換し、2014年2月まで支援される事業です。

産業支援部、江原道、春川市、地域バイオ産業体、および翰林大学校支援で江原地域の食医薬品を中心としたバイオ産業体の成長を支援するため、効能評価、および機能性素材開発のための設備構築と活用、研究開発遂行、地域産業体のための教育、および優秀人材育成、創業支援開発技術の事業化推進、新技術製品に対するマーケティング支援、企業体技術移転、および指導支援事業を行っています。

火傷研究センター

火傷は激しい苦痛を伴い、治療後にも二次的に高血糖、感染、電解質障害、神経性神経疾患を誘発する。火傷研究センターは、▲火傷後、身体的、心理的な後遺症の再発治療法開発、▲骨髄幹細胞、および成長因子を利用した火傷跡の治癒、▲真皮代用物や培養皮膚細胞を利用したバイオ人口皮膚開発、▲急性火傷後の内科的後遺症の治療法開発、▲火傷による生理的機能不全を調節するための技術開発を行っている。これらの研究を通し、火傷治療による対抗物質を探索し、大部分を輸入に依存している火傷治療用の人体組織、および医療機器、外傷後のストレス障害を持つ患者の治療法を開発するなど、火傷の進行段階別の問題解決のための治療技術を開発している。

関節炎研究センター

高齢化により老人人口が増加しながら、さまざまな社会、経済的問題点が浮上している。その中で健康に関連したものに多くの関心が集中しているが、老人が直面するさまざまな疾病中のひとつである関節炎が老人の生の質を落とす主な要因になっている。

これに対し関節炎研究センターは、▲関節炎の疫学研究、▲筋骨格疾患コホート研究(Ansung cohort)、▲リューマチ関節炎の生物学的製剤国際多機関臨床研究、▲骨関節炎の動物モデル研究、▲通風臨床研究など多様な研究を行っている。優れた研究陣と豊富な患者群、効率的な運営体系を誇る関節炎研究センターは、東洋最大の関節炎コホートを構築し、研究結果を国内外の学会に発表するなど、活発な活動を展開している。また、現在、関節炎治療剤の国際特許を出願中である。

臨床医学研究所(Laboratory of Gastroenterology and Hepatology)

臨床医学研究所は肝疾患、および胃腸管、胆膵管疾患の疫学、および病因、病態生理などを究明する諸研究を行っている。そして、診断と治療法を改善する技術研究などを行い、先進技術と知識を導入するため、世界的な碩学と学問交流を積極的に行い、後生養成のため、この分野の専門的な研究者の教育を積極的に後援している。臨床医学研究所は、細胞培養システム、遺伝子分析器、遠心分離機、遺伝子増幅システム、電気泳動装置などの設備を備え、臨床研究のみならず、translational studyを通し、毎年数十篇の論文を発表するなど、優れた研究実績を誇っている。また、現在、Helicobacter pylori、胃がん、および肝疾患の研究を活発に行っている。

地域薬物監視センター(Local Pharmacovigilance Center)

翰林大聖心病院、および春川聖心病院は、それぞれ2008年と2009年、食品医薬安全庁により地域薬物監視センターに選定され、医薬品についての副作用をモニタリングし、地域医師会の委員、薬局などを対象に副作用報告の重要性、および警戒心に関するキャンペーン、教育事業を行っている。

特に春川聖心病院地域薬物検査センターは江原地域の薬物有害反応を発見し、収集した資料を整理、報告するなど、良質の医療サービスの提供に寄与している。また、子どもや老人など、社会的弱者に対する集中的なモニタリングを実施、さらにUN5カ国以上市販禁止医薬品についてのモニタリングも実施している。